【運用報告】2020年4月末の運用成績公開

コロナで大打撃
昨年末から年明けにかけては世界的な好景気で運用資産の成績は絶好調でした。
それがご存知のとおり3月に入ってから急激な右肩下がり・・・
新型コロナウイルスで世界がこんなに一変するとは、私自身とても想像できませんでした。
新型コロナウイルスの影響で私が運用する金融資産も大打撃を受けていますが、久しぶりに運用成績を公開したいと思います。
転職して、給料もめでたくアップしましたので、楽天証券、SBI証券を利用しながら、黙々と投資活動を続けてまいりました。
久しぶりに計算してみると総投資額は1,000万円を超えていました。
しかしながら、含み損を多く抱えてしまい、全体的に見てほぼ真っ赤な状態です。
わずか1ヶ月ちょっとの期間で含み益を全て吹き飛ばして、マイナス1,672,589円(マナス14.46%)という含み損を抱えることになってしまいました。
いつかは下落局面が来ると考えていましたが、こんな勢いよく急激に下がることは想定していませんでした。
ただ、この直近では、底値からだいぶ戻してきています。一時期はこの倍くらいの含み損がありましたので、頭をフリーズさせていました。
世の中には生活もままならない人たち、私よりももっと多額の含み損を抱えている人はたくさんいます。私はこの程度で済んでよかったと思っています。
また、私の投資スタンスは中長期投資であり、このような状況でも狼狽売りなどをすることはありません。
短期的にはボラティリティがあっても10年スパンで考えれば必ずプラスになるという信じられる商品しか手を出していませんので、気長に塩漬けできますし、むしろ淡々と買い増しをしている状況です。
以下投資対象を個別に見ていきたいと思います。
米ドル(セービング口座預金)
FRBによる相次ぐ利下げによって、セービング口座の直近の利率は1.55%まで下がっています。
昨年は2.25%でしたので、それに比べて旨味は減ってきています。
それによって、円転したり、投資信託へ振り向けたり等しました。
ただ、下落局面ではCash is Kingだなと痛感しているところです。
下落局面で勝負できるだけのキャッシュを持っていればなあというのが、感想です。
今後のポートフォリオの構築をきちんと考えたいなと思っています。
投資信託・米株
米国株の強さが際立っていた昨年から今のような状況は想像すらできませんでした。
新型コロナウイルスの影響で全米のほとんどの州がロックダウンを敢行。特にNYはものすごい数の患者数・死者数を抱えており、ニュースで見るNYは、かつて住んでいたころのNYとは変わりすぎて、信じられません。
米株のパフォーマンスも日本株よりも悪い局面があり、米株信者の私としては、少し気持ちが揺らいだ時期もありました。
ただ、新型コロナウイルスへの対応等を見ていても、米国は政治も医療もやはりスピートとスケールが違います。日本も少し見習って頑張って欲しいです。
経済再開の機運も高まっているようですし、長い目で見た場合には楽観していますが、短期的にはまだまだ先行きは不透明です。
そこで、自分の投資スタンスからは外れるものの、個別株に投資を始めました。
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(Zoom)とアップル(Apple)です。
ズームはなんといってもロックダウンや外出自粛下でのリモートワークの流れに乗って会員数を爆発的に増やしています。
新高値をつけたあたりで3万円ほどの利益確定売りをしまして、若干お小遣い稼ぎができました。
今は2株しか残っていませんが、しばらく保有してみようと思います。
アップルは、3月の高値では1株320ドルくらいの値段でしたが、新型コロナウイルスの影響で一時は220ドル近くまで売られました。
戻ってきたところを狙ってちょこちょこと買いましたが、指値がなかなかヒットせず、想定よりも買えませんでした。
直近の決算も良かったため、買い場を逃してしまった感があります。
私はアップル信者でもあり、現保有している分は長期保有ですし、今後下がってくれば買い増しを考えたいと思います。
仮想通貨
仮想通貨は散々な状況です。
特に私が大量保有するリップル(XRP)のパフォーマンスが低調です(現在1XRPが約24円)。
仮想通貨は避難通貨やリスクヘッジ資産と目されておりましたが、コロナ渦ではNYダウ等と同じ動きをしていました。
私の想像ですが、金融市場で多額の損を出した投資家が、仮想通貨を現金化したのではないかと。
しかし、目下ビットコイン(BTC)は、半減期を控え価格が上昇中です。
先日は一時100万円をつけました。
仮想通貨も宝くじだと考えて保有継続です。
今後の投資スタンス
新型コロナウイルスの影響は、専門家によれば1年から2年は続く長期戦だそうです。
最悪の場合、東京オリンピックの中止も織り込まなくはいけないかもしれません。
今後第二波、第三波と感染が流行すれば、そのタイミングでまた株式市場も大荒れになるかもしれません。
私の好きな言葉に次のようなものがあります。
Behind the clouds is the sun still shining. (ヘンリー・W・ロングフェロー)
太陽はいつでも雲の後ろで輝いている。
まさに今は人類にとってのピンチであり、我慢の時です。
しかし、発想の転換をすれば、今が買い場(チャンス)である可能性もあります。
米株に限って言えば、アジア通貨危機も、リーマンショックも、10年以上経って振り返って見れば、その渦中はバーゲンセールでした。
新型コロナウイルス渦の現在、株価が底であろうがなかろうが、長期的なスパンで将来振り返れば、今は安値である可能性が高いです。
それは株式市場の長い歴史が証明しております。そして、私は歴史が示す蓋然性にかけています。
惑わされることなく、自分の決めた投資方針のもとで、淡々と投資していきます。
-
前の記事
【新型コロナウイルス法律相談】会社は労働者の給与を減額できるのか 2020.04.10
-
次の記事
【新型コロナウイルス法律相談】家賃滞納ですぐ退去させられるのか 2020.05.06