投資はギャンブル?資産を持たざる者は生き残れない
- 2019.04.25
- 投資・資産運用

資産を持つことの重要性
日本では、質素倹約して貯金することこそ正義だという発想が蔓延しています。
未だにバブル崩壊のトラウマを引きづっているのかもしれません。
私自身し、これまでまともに資産を構築してこなかったことに対する痛切な反省があります。
なお、ここでいう”資産”とは、現金以外の有価証券や不動産といったお金を生み出す財産のことと定義します。
弁護士として働きだした20代のころから、資産の形成に対して全く興味がなく、投資などするくらいならと、車、服、時計など高価なものに対する消費だけを行ってきました。
まさに資産ではなく負債を積み上げていただけでした。
その結果は哀れなものです。
私のとある友人は、リーマンショック直後に不動産投資を行い、今は家賃収入で毎月30万円近くの現金を手にしています。
一方私はというと、月々の収入はサラリーマン弁護士として働く労働の対価がほとんどです。
友人の元には、1か月寝ていようが、漫画を読んでいようが、鼻くそほじっていようが、月々30万円がきっちり払いこまれます。仮に明日彼が会社を辞めても、まあ食べていけるでしょう。
しかし私は汗水たらして働かなければ、仕事をクビになり、収入が途絶えてしまいます。
もし明日身体を壊して入院でもすれば、食べていくことはできません。
私は、30代も後半に差し掛かり、自分が経済的には弱者の地位に置かれているという現実を目の当たりにし、ここから脱却したいという強い意志を持つに至りました。
このブログも、このような自分に対する戒めの意味を込めて始めました。
私は弱い人間なので、このように世間に自分の言葉を発し、監視してもらわないと、自分の意志がぶれるのではないかと思ったからです。
いつ始めるかが一番大事
資産構築で一番大事なことは、額ではなく開始する時期だと思います。
もし自分が20代に戻れるのであれば、少額でもいいから、すぐにでも投資を始めると思います。
月に、1万円でも2万円でもよいのです。
まずはポジションを取るということが重要ではないかと思います。
やはり投資の世界は時間が味方についてくれます。
なるべく早く株式市場に参入した人が、先行者利益を享受できます。
時間が複利を生み、強大な力となるのです。
どの資産を持つべきか
資産には株式、投資信託や債券といったいわゆるペーパーアセットの他にも、不動産も含まれます。
私の中長期の目標は、ひとまず投資信託への投資を考えています。
なぜなら、投資信託は分散投資が可能ですし、基本的に銘柄選定等はプロに委ね、放置が可能だからです。
逆に、不動産投資はハードルが高い投資だと思います。
不動産は目利き力が重要です。
ロケーション、物件の状態、利回り、価格などを総合的に評価して投資に値する物件かどうかを判断します。
ちゃんと勉強して、実際に経験を積んでいかないと、なかなか不動産投資で成功するのは難しいと考えています。
実際に、不動産投資家がよくみる不動産投資情報サイト「楽待」では、ワンルームマンション等で大きな失敗をしてしまったような人たちの失敗事例などがたくさん出ています。
素人が安易に手を出すべき分野ではありません。
とはいえ、不動産投資の魅力は、レバレッジを利かせることができる点です。
銀行ローンをうまく活用すれば、少ない元手でも大きな資産を構築することも可能です。
超富裕層を本気で目指すにあたっては、近い将来、不動産投資も考えないといけないとは思っています。
まずは始めよう
世間には、まだまだ「投資=ギャンブル」という発想の人が多いのではないかと思います。
私も幼い頃からそのような認識でした。
なぜなら、私の幼少期に日本経済のバブルがはじけ、株にしろ不動産にしろ大損をした人がたくさんいましたし、そのような話をテレビでもたくさん見聞きしてきたからです。
しかし、日本経済のバブルは、まさに狂気であり、異常だったといえます。
例えるならば、2017年の仮想通貨バブルと同じような狂乱でしょうか。
そのような異常な相場でない限り、キチンとした銘柄を購入していれば、そんなに大きく損失を出すことは稀だと言えます。
また、短期で損失を出すことがあったとしても、長期投資する中では些事に過ぎません。
しっかりリターンを享受すれば、長期的にはペイできるはずです。
投資活動を行わずに超富裕層になっている人は世の中にどれくらいいるでしょうか。
調べたわけではありませんが、おそらく皆無に近いのではないでしょうか。
多くの超富裕層は多かれ少なかれ投資家だと思います。
そして、投資活動が、富裕層への近道であることは、数百年の歴史が証明しています。
再現性のある行為であるといえるでしょう。
「投資=ギャンブル」という発想を捨てて、まずは投資を始めてみましょう。
新しい価値観がそこに必ず生まれるはずです。
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