【米国ETF】バンガードへの投資を検討中

インベスター弁護士の中期的目標は米国ETF
米ドルのセービング口座への預金が順調に進んでおり、直近では8,100ドルまで積み上げがってきました。
本格的な投資を始めて日の浅いインベスター弁護士としては、短期的にはリスクの低い米ドル預金をメインに、まずはキャッシュを積み上げる計画です。
なぜなら、現状のポートフォリオにおいては、仮想通貨が運用資産のほとんどを占めており、極めて不健全な状態だからです。
直近の運用資産については、以下ご参照ください。
個人的には、仮想通貨はまだオワコンではないと考えており、売る気はありません。
いわゆるガチホというやつです(笑)
そこで、リスクの低い米ドル預金の額を積み上げることで、ポートフォリオの健全化を図る予定です。
日本円として保有する現金もそれなりにはあるため、1万ドル程度の米ドルを積み上げれば、次のステップに移行してもよいかなと考えています。
インベスター弁護士の中長期的投資は米国ETF
米ドル預金の次のステップとして私が考えているのは、米国ETF投資です。
なぜ、米国ETFなのか?
以下の4つの理由をみてみましょう。
1.個別株投資にはインサイダーリスクあり
2.米株の強さは超魅力
3.ETFにより分散投資が可能
4.米国ETFは運用報酬が激安
弁護士はインサイダーリスクと隣り合わせ
これは個人的な理由ですが、弁護士は常にインサイダー情報に接しており、自分でも気づかないうちにインサイダー取引をしてしまうというリスクも大いにあります。
そのため大手の法律事務所のほとんどは、基本的に個別株の取引は原則禁止されています。
個別に了承を取れば、もちろん可能なのですが、そのための手続も煩雑です。
まあ、実際問題として投資の素人である弁護士が個別株について研究したりする時間も能力もないということもあり、私の周りのほとんども弁護士はETFなどで投資を行っています。
アメリカ市場の強さは超魅力
ではETFの中でなぜ米国ETFなのか?
それはやはりアメリカという国の底力が凄いからとしか言いようがありません。
かつて、バブルの活況を呈していた日本は、アメリカのGDPをすぐに追い越すという自信がみなぎっていたといいます。
残念ながら、私が物心ついたころにはバブルは終焉を迎え、その後失われた20年の時代に入ります。
私の大学時代は、就職氷河期といわれ、周りの友人たちも就職活動に苦労していました。
私が就職せず、司法試験の勉強を始めたのも、このような経済状況が少なからず影響しました。
その間アメリカは、日本を振り切るどころか、リーマンショックももろともせず、世界一位の経済圏を拡大中です。
GDPの推移をグラフにしてみましたが、これを見れば一目瞭然ですね。。
アメリカのように、過去長きに渡って市場経済を掌握し、かつ右肩上がりに拡大を続ける市場はやはり投資家目線でみても魅力的です。
今後も市場が順調に成長していくという蓋然性が見て取れるからです。
逆に日本のように低成長でかつ、人口減少時代に突入した市場は魅力がありませんね。
日本人としてはもちろん日本経済を応援したい気持ちがありますが。複雑です。
ETFにより分散投資が可能
これはETF全般にいえることですが、ETFはプロのファンドマネージャーが様々な株に分散投資をしてくれます。
ファンドを選ぶ際に、投資セクターや代表的な投資先をみて、自分の好みや投資哲学に合うものを選べば、それで基本的には終わり。
随時、運用成績や報告等をチェックする必要はあるでしょうが、私のような投資素人があれこれ考える必要もなく、プロの選んだ分散されたポートフォリオに投資ができるわけで、合理的といえます。
米国ETFは運用報酬が激安
そして、とても重要なことなのですが、米国ETFは運用報酬がとても割安なことでも有名です。
例えば、米国ETFとして有名なバンガード社の代表的なETFである
Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)
は、運用報酬がわずか年0.04%と驚異の安さです。日本で販売されるETFのように販売手数料もありません。
参考までに、某大手メガバンクの提供する某国内株式インデックスファンドでは、販売手数料が約1%、信託報酬が年約0.64%でした。
特に、信託報酬の差は0.6%は、10年、20年と長期に渡り運用していく中ではボディーブローのように効いてきます。
私は、米国在住を機に友人の勧めもあってバンガードの口座を開設しました。
ナイス判断だったと思います。
中長期的には、バンガードのETFをフル活用して、低廉な運用報酬の恩恵を受けたいと考えています。
なお、バンガードのETFは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などで取り扱いがあり、日本にも米国株投資をバンガードを通じて行っている投資家がたくさんいます。
こちらも販売手数料や運用報酬に多少の上積みはあるものの、十分に投資妙味のある報酬水準になっています。
まとめ
米ドル預金への投資が一区切りを迎えた段階で、米国ETFへ参入していきたいと思います。
バンガードのETFにすることは決めているのですが、種類も豊富なので、今から色々調べておき、基準価格の推移もみつつ投資時期を判断していきたいと思います。
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