ナスダック急落の元凶はテスラ?ロビンフッド?

ナスダック急落の元凶はテスラ?ロビンフッド?
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ナスダック急落

 

9月に入り、米国株の下げが続いています。

コロナ急落後の急回復でこれまで米国株はイージーゲームの様相を呈していましたが、9月に入り辛い相場が続いています。

特に、バブル相場の様相を呈していたナスダックは下落も大きく厳しい状況が続いています。

(引用)楽天証券 NASDAQ指数

 

一時12,000ドルを超えていたナスダックは、9月22日現在 10,778ドルまで下がっています。

ピーク時から10%以上の下げとなっています。

 

その要因として考えられるのは、① テスラ株の急落、② 投資初心者によるパニック売りなどが囁かれています。

 

テスラ株の急落

 

 

近時急騰していたテスラ(TSLA)

しかし、大株主のベイリー・ギフォードが保有株を減らしたというニュースや、S&P500への組み入れが見送られたことに端を発し、9月に入り急落しました。

 

特に9月8日には、たった1日で21%も下げるという、10年間で最大の下げを記録しました。

ナスダック銘柄がテスラの下げに引きづられた面は否めないと言えます。

 

ただ、テスラの直近の決算は良好でしたし、この1週間ほどで株価をだいぶ戻しています。

テスラの業績自体への懸念を理由とした下げではなかったため、一時的な下げであったと考えられます。

 

特に、GMが競合のニコラ・モーター(Nikola Motor)の株を11%取得したというニュースがネガティブに報じられていた状況でしたが、そのニコラについて、連日詐欺疑惑やら空売り疑惑が出ており、会長が辞任するに至りました。

 

詐欺疑惑渦中の電気自動車メーカーNikola会長が辞任、株価は暴落

 

これにより、ニコラ株は暴落。

テスラにとってはフォローの風が吹いているといえます。

 

 

投資初心者によるパニック売り

 

コロナによる株価急落の影響で、個人投資家が相次いで新規参入したと言われています。

特にアメリカでは最近、ビギナーがアプリで気軽に株取引できる新興ネット証券「ロビンフッド(Robinhood)」が人気を博しています。

低い投資額からでも株取引ができるということで、若くて投資経験のない人たちが大挙して新規参入していると言われています。

 

そして、その初心者ロビンフッダーたちが購入しているという銘柄が実に味わい深いのです。

7月のロビンフッド人気株TOP10を見てみると、Amazon、Tesla、Appleの有名どころと並んで、Teslaの二匹目のどじょう狙いのEV会社がひしめいています。

(引用)ゲーム感覚で株売買。ロビンフッド族が呼ぶ怪現象(GIZMODO)

 

トップ10銘柄はこちら「Nikola Motor(NKLA) Workhorse(WKHS) Ideanomics(IDEX) Amazon(AMZN) Top Ships(TOPS) Apple(AAPL) Tesla(TSLA) Hertz(HTZ) Gap(GPS) Plug Power(PLUG) 」

 

この中には、先述したニコラも含まれており、9月に急落した銘柄がズラリと並んでいます。。実に香ばしい・・

 

コロナ後に初めてこれらの銘柄に投資をして、順調に含み益を積み重ねていた投資家たちが、9月の急落にパニックになり、売りを浴びせたという分析もあながち間違いではないかもしれません。

 

 

ナスダック銘柄の足元はしっかりしている

 

このように、ナスダック株は外部要因による下げという見方が大勢です。

実際に、GAFAを始め多くのナスダック銘柄の決算は好調です。

アマゾンなどは目玉が飛び出るかと思うくらい良い決算でした。

 

もちろん、今後のワクチン開発の動向やら、アメリカ大統領選挙の結果など、株式市場へのインパクトを与えるイベントが多数あり、株価が回復するとは言い切れない面もあります。

 

しかし、私個人の見解を述べると、現在は上がりすぎていたナスダック株の調整局面だと考えます。

 

株価は永遠に上がり続けることはありません。

上がれば、それなりに下げて調整し、また次の上げのための養分が必要なのです。

 

ロビンフッドで株を始めたような投資初心者はうってつけの養分です。

 

彼らの血肉という養分を得て、ナスダックは年末に向けて上昇局面に移行するのではないかと考えています。

 

 

暴落相場でもマイルールに従って淡々と

 

この程度の株価下げで狼狽することなく、信じて購入した株は握りしめていればよいのです。

そして、自分の投資ルールに従って、定期的に買い増しを行うべきです。

 

私は今年の3月、コロナで相場が暴落中の中でも、以下のようにブログに書いています。

 

私のような米国株中心の長期投資スタイルの人間は、毎月入ってくる収入を、いつもと変わらず淡々とルールに従って投資するだけです。・・・ドルコスト平均法はこのような暴落時にもちゃんと続けるからこそアウトパフォームするのです。

(参照)コロナショック 株の大暴落で今は買い場??

 

私は自分の投資ルールに忠実に、毎月の給料で淡々と投資信託、米国株を書い増ししました。

一部、決算の悪い個別株の売却等はしましたが、狼狽売りなどは一度もしていません。

それにより、コロナ渦で150万円近くあった含み損は、現在、100万円近い含み益に化けています。

 

暴落相場でもいつもと変わらず自分の決めたルールの中でルーティーンを行うことで種を蒔き続ければ、いつかまた来るであろうブル相場で花開くはずです。

(ただし、投資は自己責任でお願いします!)

 

 

 

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