【ニューヨーク旅行】節約しながらニューヨークを堪能する7つの裏技

ニューヨークでも節約旅行はできる
令和の改元に伴う長期のゴールデンウィークが始まりましたね。
今年は10連休ということで、海外旅行に出かける方も多いと思います。
ニューヨークに約1年間住んだ経験者として、ニューヨークにこれから旅行する方やこれから在住する方向けに、ニューヨークをお得に楽しむ7つの方法をご紹介したいと思います。
ニューヨークはお金がかかる街
ニューヨークはとても物価が高い街です。
例えば、地下鉄は初乗りが2.75ドルかかりますし、ランチで外食しようと思えば少なくとも20ドルはかかります。
また、ニューヨーク観光は、美術館やミュージカルといずれも安くないお金がかかります。
貧乏人は来るなといった街ですね(笑)
そんなニューヨークですが、以下の裏技を駆使すれば、節約しながらでも十分に楽しめる観光ができると思います。
1.食事はピザ、屋台、中華街を駆使
2.ブロードウェイ・ミュージカルは当日券を狙え
3. MOMAは金曜日の夜に行け
4. 日曜日の朝はゴスペルを聴きに行こう
5. ジャズは日本に比べ激安
6.オペラは立見席で20ドル
7.ヤンキースの試合はたったの15ドル
食事はピザ、屋台、中華街を駆使
冒頭にも述べたように、ニューヨークはとても食費がかかる街です。
もともと価格設定が高いうえに、チップが加わりますので、感覚としては日本の2倍はするんじゃないかといったところです。
食費は抑え目で、だけどニューヨークの名物を堪能したいという方には以下がおすすめです。
ピザ
ニューヨークは街中にピザ屋を多く見かけます。
しかも値段もかなりリーズナブル。
ピザ1切れ99セントで売り出しているような激安ピザ屋も結構あります。
値段もリーズナブルで本格的なピザ屋としてオススメなのは、Kesteというグリニッジ・ビレッジにあるピザ屋さんです。
店内の壁には、ミシュランやZAGATの認定証などが掲げられていました。
特にランチタイムのピザはマルゲリータなどが一枚5ドルという衝撃の安さです。
日本だと、一枚2千円はしますよね・・
コスパは最高です。
屋台のハラル料理
ニューヨークのマンハッタンでは、至るところで屋台を見かけます。
屋台の値段設定は割と良心的ですし、味も悪くないのでおすすめです。
私がよく利用していたのはThe Halal Guyの屋台です。
マンハッタンにいくつか屋台が出ておりが、シェラトンニューヨークタイムズスクエアやヒルトンミッドタウンのホテルの近くに出ています。
10ドル以下でボリューム満点の、おいしいハラル料理が食べられます。
基本持ち帰りなのですが、近くの公園などで食べれば、天気が良ければ最高です。
中華街
「ニューヨークでわざわざ中華?」と思われるかもしれませんが、ニューヨークは中華系の方が多く住んでおり、中華街も日本に比べて規模もレベルも総じて高いと思います。
マンハッタンの中華街に最初に行ったときは、「ここはニューヨークか・・?」とびっくりしたものです。
また、マンハッタンから少し離れますが、クイーンズにもさらに大きな中華街があり、ここは中国人の友人に聞いても本格的な中華が食べられると太鼓判を押されました。
中華街のお店はどこも良心的な価格で、夕飯でも一人20ドル~30ドルあればお腹一杯食べられると思います。
中でもおすすめはマンハッタンの中華街にあるJoe’s Shanghaiです。
ここは、マンハッタンでも一番有名な中華料理のお店です。
安くおいしく、カオスな中華街の雰囲気も存分に味わえるので、お試しされてはいかがでしょうか。
なお、日本にも銀座にお店がありますが、こちらは高級店ですね。
ニューヨークとは全く別のコンセプトのようです。
Joe’s Shanghai 銀座店
難点は、予約不可でお店の前で30分から長い時は1時間以上は待たなければならない点です。
ランチの開店前に並べば、それほど待たずに入れるということを聞いたことがあるので、並びたくない方は、その時間に行かれることをお勧めします。
ブロードウェイ・ミュージカルは当日券を狙え
ニューヨーク観光の定番、ブロードウェイ・ミュージカル。
私もたくさんのミュージカルを観て、感動したものです。
ミュージカルは旅行代理店等を通して買うと、正規の高い値段になってしまいます。
そこで、私がよく利用していたのが、当日券を安く入手するという方法です。
tktsブースで当日券を入手
タイムズスクエアのど真ん中にtktsという、当日券を販売するチケットブースがあります。
毎日午後3時から、その日余っている当日券が最大50%オフの価格で売りに出されます。
私がこれまで購入したチケットは、手数料込みでだいたい70ドル~100ドルの値段でした。
席によって価格が上下するので、希望を伝えれば、上記の価格帯で希望に合う席を紹介してくれます。
これまで観たミュージカルでは、「オペラ座の怪人」や「シカゴ」といった人気のミュージカルも、tktsで半額で購入しました。
難点は、当日券なので、その日希望のミュージカルが売り切れているリスクがあることと、午後3時のオープン前には長蛇の列ができているので、人気のミュージカルや良い席を確保しようとすると並ばなくてはならない点です。
また、「ライオンキング」や「ウィキッド」、「アラジン」といった定番のミュージカルはtktsで取り扱っておらず、正規料金で買わざるを得ません。
tktsはスマホアプリも提供していますので、アプリでその日のチケットの動向はチェックできます。
予め、観たいミュージカルの取り扱いはあるのか、その日チケットは余っているかといった点を調べておくとよいと思います。
宝くじ感覚でLotteryも
なお、Lotteryといって、「ライオンキング」などの人気のミュージカルのチケットが、たったの30ドル~40ドルで買えるくじ引きが、毎日行われています。
前日の夜にLotteryに参加して、翌朝に結果がメールで通知されます。
私の友人でもLotteryで「ハミルトン」という超人気ミュージカルを当てた猛者がいます。
正規価格で買うと最低でも400ドルはかかるプレミアチケットです。
ただし、ほとんど当たりませんので、本当に宝くじの感覚で参加してみてください。
ちなみに、私は50回くらい応募して一度も当たりませんでした(笑)
MOMAは金曜日の夜に行け
ニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art, New York:通称 MOMA)は、19世紀以降のアート作品を多く所蔵する美術館で、ニューヨーク観光の定番コースです。
ピカソやゴッホといった超有名どころの絵画も見られます。
MOMAの通常の入場料は25ドルですが、毎週金曜日の午後4時以降は無料となります。
どうやらユニクロが協賛しているようで、ユニクロのロゴの入った無料入場券を配っています。
無料で、近代美術の最高峰のアートを堪能できるので、金曜日の夜は是非MOMAに足を運ばれてはいかがでしょうか。
ただし、この日はお客さんも多く混雑必死ですので、ご留意ください。
なお、ニューヨーク在住の方であれば、Id NYC というニューヨーク在住者の身分証明書を作成すれば、MOMAのみならず、メトロポリタンミュージアムやアメリカ自然史博物館といった美術館は全てタダで入場できます。
ニューヨーク在住の方は真っ先にId NYCを作りましょう。
日曜日の朝はゴスペルを聴きに行こう
タイムズスクエアにある、TIMES SQUARE CHURCHでは、毎週日曜日の朝10時~12時の時間でミサが開かれます。
開始から約40分~50分本場のゴスペルを劇場型の教会で聴くことができます。
歌詞が正面に映し出されるので、観客も一緒になって歌います。
歌詞のメッセージ性も相まって、とても感動的です。私が行った際は、涙を流す参加者もいました。
こちらのミサ、とても人気のようでギリギリの時間に行くと入れないことが多いようです。
最初の約40分~50分でゴスペルが終わると、しばらく説法があります。
英語でしかも聖書の内容ですので、日本人には難しいお話かもしれません。
ゴスペルが終わると途中退席するお客さんも割といます。
(2階席は途中退席ができるようです。)
最後の15分くらいで、またゴスペルがあります。
最後のあたりは、参加者も含めてとても盛り上がります。
こちら、入場料は必要ありません。
日曜の朝は早起きして、本場のゴスペルを聴き、一緒に歌い、心を浄化するのもよいのではないでしょうか。
ジャズは日本に比べ激安
ニューヨークにはたくさんのジャズクラブがあります。
日本でも有名なブルー・ノートやヴィレッジヴァンガードなどの老舗のジャズクラブは毎晩公演をしています。
「ジャズクラブは高い」というイメージがあるかもしれませんが、ニューヨークのジャズクラブはお値段がかなりリーズナブルです。
例えば、日本のブルー・ノートですと、チケット代が7千円~1万円くらいはしますが、ニューヨークのブルー・ノートは、バーで観る安いチケットなら15ドルくらいから入手できます。
テーブル席を予約しても25ドル~40ドル程度で買えるチケットが多い印象です。これに、ワンドリンクオーダーで済みます。
また、私が愛用していたSmallsは、入場料20ドルにワンドリンクです。
学割もあって学生は入場料10ドルだそうです。
どのジャズクラブも人気なので、あらかじめネットなどでチケットを入手した方が確実ですが、Smallsなどは、予約なしで行ってもだいたい入れます。
ふらっと気軽に本場のジャズを体験してみてはいかがでしょうか。
オペラは立見席で20ドル
ニューヨークはオペラでも有名です。
メトロポリタン・オペラは、リンカーンセンターの横にあるメトロポリタン歌劇場で本場のオペラが堪能できます。
オペラの時期は9月~5月までであり、ゴールデンウイークもギリギリ間に合います。
演目によって値段設定や空き状況も全く異なりますが、インターネットで調べれば当日でも安いチケットを購入できることがあります。
私は以前、当日の朝にオペラを観ようと思い立ち、20ドルの立見席を購入して観劇しました。
しかも、たまたま前の席が空いていたので、係の人に座って観ていいよと言われ、幸運にも始まって5分くらいしてからは、ずっと90ドルの席に座って観ることができました。
以下は立見席の写真です。
立見席から舞台を見るとこんな感じです。
かなり後ろの方なので、天井で上部部分が多少見切れたり、演者の表情をみることはできませんが、オーケストラの演奏や歌は問題なく聞けます。
立見席ですと3時間近く立ちっぱなしなので、旅行疲れがどっとでてしまいますが、豪華な建物内部や生のオペラの感動は言葉に言い尽くせません。
安く抑えたい方にはおすすめです。
ヤンキースの試合はたったの15ドル
ヤンキースタジアムはマンハッタンの北側、ブロンクスに位置します。
距離的にはかなり遠いのですが、地下鉄の急行に乗れば、マンハッタンの主要地からでも20分~30分程度で到着するので、とても便利です。
そして、ヤンキースの試合のチケットはまさにピンキリ。
高い300ドル以上する席もあれば、最安チケットは15ドルから売られています。
15ドルの席は、外野席一番奥の4階席で、ほとんど豆粒くらいにしか選手が見えませんが、生のスタジアムの雰囲気を味わうには十分です。
安い席ほど混んでいて、15ドルの席は主に家族連れや友達連れなど、大人数での観戦者が多く、結構賑やかです(笑)
15ドルで入場して、ホットドックとビールで試合を楽しんでも、だいたい50ドル以内には収まると思います。
まとめ
以上、私が実際に試したことのある節約観光をご紹介しました。
工夫次第で、ニューヨークでも節約しながら他の旅行地では味わえない経験をすることが可能です。
次のご旅行の参考にしていただけたら幸いです。
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