楽天バンガードでつみたてNISAを1年間続けた結果

投資を始めるならまずはつみたてNISAから始めよう
つみたてNISAは、長期・積立・分散投資を促すために国が設けた非課税の投資制度です。
つみたてNISAとして投資できる商品は、国が認めた手数料が低水準で長期積立・分散投資を行うに適した投資信託やETFに限定されています。
株式投資での分配金や譲渡益には20%の税金がかかりますが、つみたてNISAでは、これらが非課税となります。
現在、つみたてNISAは1人1口座に限定され、新規投資は年間40万円が上限となっています。
また、積立期間は最長20年間です。つまり、総投資額800万円が非課税で運用できるということになり、非常にお得な制度です。
ドルコスト平均法で投資できる
また、つみたてNISAは、インターネット証券口座にて登録すれば、決まった日にちに自動的に預託金を引き落として設定した投資信託やETFを購入してくれるので、時間的分散を図れます。
まさに、ドルコスト平均法による投資です。
例えば、今年であれば、コロナウイルスの影響によって、3月、4月は全世界的に株価が急落しました。
このような中でも、つみたてNISAは自動的に投資を続けてくれましたので、その後の株価上昇時には大きな含み益をもたらしてくれました。
多くの投資家は3月、4月の急落時に株を手放したのではないでしょうか。
自分の意思とは無関係に、機械的に一定の金額を投資してくれる点で、つみたてNISAは長期積立・分散投資に優れた制度であるとえいます。
つみたてNISAは、iDeCo(イデコ)とともに、投資初心者が投資を始める際にまずは検討すべき制度といえます。
約1年間つみたてNISAに投資した結果
米国株投資をメインとする私は、楽天証券にて、楽天・全米株式インデックス・ファンド、通称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)にてつみたてNISAを行なっています。
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)は、楽天・全米株式インデックス・マザーファンドを通じ、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資する投資信託です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資成果を目指すという投資方針を掲げており、全米株を丸ごと買うような商品であると考えて差し支えありません。
さて、楽天・バンガード・ファンド(全米株式)をつみたてNISAにて投資し始めて約1年間が経過しました。
どのような収支になったのかというと・・・
総投資額40万円に対して、46万5595円となり、無事に、65,599円のプラスとなりました!
16%以上の運用成績ですから、かなりよかったです。
コロナの影響で3月、4月の急落時には大きくマイナスとなりましたが、その後の金融緩和等により米国株は上昇し、NYダウ、NASDAQ、S&P500などの各指数は、いずれも最高値を更新し続けています。
それに伴い、楽天・バンガード・ファンド(全米株式)の基準価格も上昇を続けています。
以下のとおり、設定来の高値更新中です。
(引用)楽天証券
20年間、淡々と機械的につみたてNISAによる投資を続けて行こうと思います。
あと19年後にどのような結果になっているか楽しみです。
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