一生に一度は見たい絶景旅 コロンビア編

初めての南米旅
この度、転職をすることとなりました。
法律事務所を辞め、会社の法務部に所属します。いわゆるインハウスロイヤーです。
転職に伴い、約2ヶ月の長期の休暇をいただいていました。
それに伴い、投資活動はしばらくお休みして、7月から8月にかけて中南米、アメリカ西海岸、ベトナムなどを旅行していました。
特に中南米は初めてでしたので、とても感動したのと同時にリフレッシュできました。
何回かに分けて、旅行記を書いてみたいと思います。
マフィアの街メデジン
まず訪れたのは、コロンビアの第二の都市メデジンです。
ニューヨークから南米に行こうと思い、安い航空券を探していたところ、メデジンはなんと片道200ドル程度で行けることが分かりました。
そこで、メデジンから南米に入ることとしました。
一番の懸念は、メデジンの治安でした。
調べてみたところ、色々と怖い事実が判明。。
コロンビアのマフィアであるパブロ・エスコバルはコカインによって富を築き、一時は世界で7番目の大富豪になったことのある伝説のマフィアだったそうです。
(参照)ウィキペディア
そのパブロ・エスコバルが生まれたのが、メデジンの郊外で、彼は麻薬密売組織を作り「メデジン・カルテル」という名前を冠していたそうです。
メデジンは、パブロ・エスコバルのおかげで潤った街だそうで、彼が活躍した時期は治安は最悪だったようですが、近時はかなり改善されてきているようです。
実際、私が旅行した印象でも、危ない場面はほとんどありませんでした。
ただし、夜は街の明かりも少なく、人通りの少ない道を歩く際は、少し怖かったです。
女性一人だと、夜は怖いかもしれません。
また、メデジンは、コロンビアの中でも美女が集まる街として有名だそうです(マフィアが美人をかき集めたのでしょうか)。
言われてみればそうかなあとも思いましたが、私の実体験として、裏付けはできませんでした(笑)
メデジンはまるでバロセロナ
そんなメデジンの街中を到着早々ふらふら散歩していましたが、街はおしゃれでかわいい印象を受けました。
坂道も多く、少しバロセロナと似ているなという印象すら受けました。
また、メデジンは赤道から近い場所にありますが、標高が1500メートルを超えているため、日中でも20℃〜25℃ととても過ごしやすかったです。
宿はエアビーで予約した約2,000円の民泊でしたが、部屋は狭いものの、街の中心部ですし、普通に綺麗でした。
ただ、宿の管理人が全く英語が話せず、ひたすらスペイン語で話しかけてくるので、意思疎通がなかなか取れずに苦労しました。
まあ、安いので文句はなかったです。
宿の近くにあったカフェ。コーヒーが200円くらいで飲めました。
↓このようなカラフルな家や街路樹が多く、かわいく、おしゃれな街という印象でした。
ネットで調べて、おすすめもコロンビア料理店と出てきたので、訪れたMondongos Poblado
お米の上にベーコンと焼いたバナナをのせるという不思議な組み合わせの料理でしたが、結構美味しかったです。
アボガドがデザート的ポジションで出てきたのも面白かったです。
巨岩ラ・ピエドラ・デル・ペニョール
二日目は、メデジンの郊外に足を延ばしました。
目的はラ・ピエドラ・デル・ペニョールという巨大な岩に登ることです。ペニョールが「巨岩」を意味するそうです。
ここは、友人からオススメされてぜひ行ってみたい場所でした
ラ・ピエドラ・デル・ペニョールの近くには、グアタペという綺麗な街もあるとのことで、この二つを同時に日帰りで行くこととしました。
朝の9時頃に、メデジンのバスセンター(ラス・ペニョール)から出発しました。
メデジンからラ・ピエドラ・デル・ペニョールはバスで1時間半〜2時間ほどです。
路線バスのようで、途中何度もバス停でもない場所で止まっては、通行人をバスに乗せていました。
なんだかとても牧歌的なバスでした。
ラ・ピエドラ・デル・ペニョールの最寄りのバス停であるガソリンスタンドで下車しました。
ラ・ピエドラ・デル・ペニョールへの入口となる階段です。
岩まで辿り着くまでに、結構な階段を登らなくてはなりません。結構息があがってしまいました。
岩の麓は、お土産屋が軒を連ねています。
このような階段を約700段も登っていきます。
疲れもそうですが、道幅が狭く、階段も急なので、かなりスリリングです。
おっさんにはかなりきつく、途中何度も階段に座り込んで休みました。
標高が高い場所にいるためか、空気も薄く感じました。
しかし、到着すると、疲れが一気に吹き飛びました。
最高の景色です。岩の周りが人工の湖(グアタペ湖)で囲まれており、景色は圧巻でした。
頂上では売店で果物や飲み物など色々買えます。
喉が極度に乾いていたので、多分そんなに美味しくないであろうマンゴーが最高に美味しく感じました。
ついでにマンゴービールも飲みました。
メルヘンな街グアタペ
ラ・ピエドラ・デル・ペニョールを登り終えて、次に向かったのは、グアタペという街です。
ラ・ピエドラ・デル・ペニョールの最寄りのバス停に戻り、路線バスに乗って約15分くらいで到着します。
ここは、とてもカラフルでかわいい建物がたくさんありました。
おっさんなので、あまり写真は撮りませんでしたが、インスタ女子にはウケそうな街です。
トゥクトゥクもおしゃれでした。
街のそこかしこに、おしゃれなレストランやカフェ、雑貨屋があり、まるでヨーロッパにいるような錯覚に陥りました。
ふらっと入ったカフェで飲んだコーヒーは100円〜200円くらいだったと思います。
全般的にコロンビアは物価が安く、相対的に飲食の満足度は高かったです。
メデジンへの帰りのバスは、結構混んでいて、2つ後のバスしか空いていないと言われ、1時間近く待たされました。
仕方ないので、レストランで、早めの夕食をとり、時間潰し。こちらも千円しないくらいの価格でした。
メデジンに着いたのは、夕方の4時くらいでした。日帰りでも余裕でした。
メデジンには3日間いましたが、結果的に、3日で十分楽しめました。
当初は、何のプランもなく、ペルーに行くための足がかり程度に考えていましたが、良い意味で予想を裏切られました。
物価も安く、オススメです。
メデジンを楽しんだ後は、ペルーに向かいました。
続く
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