転職するくらいならまず節約しなさい

節約が転職よりも重要な理由
こんにちはインベスター弁護士です。
私は弁護士になってからこれまで何度か転職(事務所の移籍)を経験しました。
転職のたびに給料も上昇してきましたが、なぜか貯金は増えませんでした。
増えるどころかむしろ減っていくこともありました。
なぜでしょうか?
人間という生き物は、給料が増えるとそれによって贅沢をしたくなるからです。
私の場合は、転職に伴って以下のような消費行動をとっていました。
● タワマンへの引っ越し
● 外車購入
● 飛行機はビジネス
● タクシーに気兼ねなく乗る
● デートでは高いレストランを全おごり
今振り返ってみると、このような贅沢はその一瞬は快楽を得られるものの、将来的に残るものはほぼ無いに等しいなという感想です。
そのときに消費したお金をせっせと投資に回していれば、今頃、結構な財産を築けていたでしょう・・・
世間には私と同じような方は結構いるのではないでしょうか?
人間というのは欲深い生き物で、お金を手にするとついつい贅沢をしたくなるものです。
苦労して増やした所得も、贅沢行為によって水疱と帰すのはもったいないですね。
節約マインドの徹底
ひるがえって、現在の私は、上記の贅沢行為は一切行っていません。
家賃抑え目のアパートで、車も所有せず、趣味の旅行の際も必ずエコノミーですし、タクシーも必要に迫られない限り乗りません。
また、高いレストランも人のお金以外ではほとんど行かなくなりました(というかデートにそもそも行かなくなりましたw)。
むしろ、最近は自炊に凝るようになりました。
もちろん節約のためではありますが、始めてみると結構面白く、これは趣味にもなりそうです。
そのほか、自分なりに節約術として取り入れているのは、
1.洋服を買わない
2.断捨離
3.クレジットカード払いの徹底
4.ワイシャツは自分でアイロンがけ
5.ふるさと納税のフル活用
6.新聞の定期購読をやめた
といったところです。
洋服を買わない
いたってシンプルですが、スーツは従前買ったもの以外はもう買いません。
ワイシャツも穴が開くまでは着続けます。
私服も2~3着気に入ったものがあれば、それを着回せばよいという考えです。
断捨離
断捨離することで、広い部屋に住む必要性がなくなり家賃も抑えられるのでとてもおすすめです。
今アメリカではコンマリさんの片づけ番組が大ヒットしていますが、アメリカ人の中でもミニマリストが増えているそうです。
あれだけ物欲の強いアメリカ人のマインドを変えつつあるコンマリさん凄いですね・・
確かに、断捨離すると物欲もなくなります。
これにより、自分の贅沢な消費行動も抑えることができるはずです。
クレジットカード払いの徹底
これは以前から続けていることですが、クレジットカード払いを徹底しています。
私はどんなに些細な買い物でも、クレジットカード決済又はEdyなどの電子決済によって、マイルやポイントをためています。
これによって、年間で国内旅行2往復くらいのマイルは簡単にためることができます。
節約のためにクレジットカード払いをせずに現金決済しかしないという人がいるようですが、極めてナンセンスだと思います。
ワイシャツは自分でアイロンがけ
小さいことですが、毎日ワイシャツをクリーニングに出せば、それだけで月に数千円はかかります。
月々数千円のお金を投資で得ようとすると、おそらく数百万円を市場に投じなければなりません。
小さい金額に見えて、塵も積もれば山となるだと思い、頑張ってアイロンがけをする毎日です。
ふるさと納税のフル活用
これはみなさんも多く実践していると思いますが、ふるさと納税でできるだけ食費を浮かせています。
2,000円の初期費用はかかるものの、リターンは相当のものです。
私は毎年税理士さんに確定申告をお願いしていますが、だいたいの地方税の額を計算して、減税枠をギリギリまで使いきるようにしています。
返礼品のねらい目は、主にはお米とお肉ですね。
ふるさと納税については批判も多いようで、制度がいつ変わってもおかしくありません。
使えるうちに、使い倒したいと思います。
新聞の定期購読をやめた
これまでは多くのビジネスマンの方々と同様に、日経電子版を契約して使用していました。
しかし、新聞は事務所でも読むことができるので、契約をやめました。
最近はツイッターでもかなりの情報は収集できますし、特に不便はありません。
これで、月々4千円以上の節約になります。
節約は超富裕層への第一歩
転職や副業などで収入を増やすという方法もあるでしょうが、節約は今すぐ誰でも始められる普遍的は方法です。
それに対して、転職や副業は今すぐに成果が出るものではないですし、そこにはリスクもつきまといます。
毎月10万円収入を増やすのも、毎月10万円支出を減らすのも、経済的には同義です。
(むしろ、毎月10万円収入を増やせば、累進課税によって納税が増える可能性もあります)
小さいことから、こつこつと節約に取り組んでいきたいと思います。
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