S&P500から投資を始めるべき5つの理由
- 2020.06.14
- 投資・資産運用
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500), S&P500, SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

投資の王道 S&P500
S&P500は、米国の主要500社で構成される、米国の代表的な株価の指標です。
米国の株式市場の約80%をカバーすると言われ、NYダウとともに、株式市場のニュースなどでは頻繁に取り上げられています。
私もS&P500に連動するインデックスファンドを投資の柱としています。
S&P500インデックスファンドを激推しする5つの理由
もしあなたがこれから投資を始めたいと思っているのであれば、S&P500インデックスファンドに投資することをおすすめします。
私がS&P500インデックスファンドをおすすめする理由は主に以下の5つです。
① 米国市場への投資で可能であること
② 分散投資が可能であること
③ 少額から始められること
④ 手数料(信託報酬)が非常に安いこと
⑤ 過去の実績が非常に好成績であること
① 米国市場への投資で可能であること
S&P500に連動するインデックスファンドに投資すれば、米国の株式市場を丸ごと購入していることと同義といえます。
未だバブル期の日経平均の最高値を更新できない日本の株式市場に比べて、米国は常に右肩あがりです。
少子高齢化に悩む国が多い一方で、米国は人口も未だに増加していますし、GAFAに代表されるように米国は常にイノベーションを起こし続けています。
このように米国市場はポテンシャルが高いといえます。
また、1920年代に証券法などの投資家を保護する法整備を進めた歴史的背景もあり、投資家にとって安心して投資できるインフラも整っています。
新興市場は確かにハイリターンを得られることもあります。
しかし、その代償として、政治リスクや地政学リスクに晒されているとも言えます。
② 分散投資が可能であること
投資の初心者にとって、分散投資は基本中の基本といえます。
その点、S&P500は米国の主要500社で構成される指数であるため、個別銘柄への投資と異なり、自動的に分散投資が可能となります。
③ 少額から始められること
また、100円以上1円単位で購入でき、個別銘柄に比べて、少額で始められるのも魅力です。
日本の証券市場で個別銘柄を購入しようとする場合、多くの上場会社は投資できる単元株数を100株などと定めており、少額から始めることは基本的にできません。
④ 手数料(信託報酬)が非常に安いこと
後述するように手数料(信託報酬)も非常に安く、初心者にとって、投資を始めるハードルが非常に低く設定されています。
一例を挙げれば、国内の他の投資信託の多くが信託報酬年間1〜3%であるところ、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドの信託報酬は0.0938%程度(税込)です。
この差は、投資期間が長期になればなるほど、ボディーブローのように効いてきます。
⑤ 過去の実績が非常に好成績であること
さらに、過去10年のS&P500の指数は下図に示すように、右肩あがりです。
コロナの影響で直近のボラティリティは大きい状況ですが、長い目で見れば非常に優良な商品であることは一目瞭然です。
このように、初心者がまず始める投資として、これほどおすすめの商品は他にありません。
S&P500に連動するインデックスファンドは日本でも購入することができます。
代表的なインデックスファンドであり、私も投資しているのが、以下の2つです。
● SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
● eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
SBIアセットマネジメントが提供するSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは、SBI証券で購入できます。
SBI証券は、ネット証券の中でもユーザー数も堂々の1位です。
SBIと米国バンガード社とタッグを組んで提供しており、特に手数料が低いことで有名です。
信託報酬は0.0938%程度(税込)と業界最安値と言われています。
SBI証券の中でも販売金額人気ランキングで常に1位、2位を争う人気商品です。
バンガード社は同じくアメリカの資産運用会社であるブラックロック社とともに、資産運用会社の二大巨頭です。
業界の伝統を打ち破り、販売手数料を排除し、純粋な販売手数料なしのファンドを運用を始めた会社であり、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドにもこのバンガードの哲学が反映されていると言ってもよいでしょう。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、三菱UFJ国際投信が提供するインデックスファンドです。
信託報酬は0.0968%程度(税込)であり、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドと同等程度の安さです。
こちらは、楽天証券で購入できます。楽天証券は、国内ネット証券会社としてSBI証券に次ぐ第2位のユーザー数を誇ります。
こちらも、楽天証券の買付ランキングで常に1位、2位を争う人気の商品です。
いずれもNISA対応
SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドもeMAXIS Slim米国株式(S&P500)もいずれもNISA に対応しています。
NISA は金融庁が認めた限られた商品にしか、その資格が与えられていません。
つまり、これら商品はお国がお墨付きを与えた超優良金融商品であると言えます。
(参照記事)楽天バンガードでつみたてNISAを1年間続けた結果
まとめ
以上のように、投資を始める際は、まず、S&P500インデックスファンドに投資することをおすすめします。
あなたがまだNISAを始めていないのであれば、SBI証券か楽天証券を開設し、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドかeMAXIS Slim米国株式(S&P500)をつみたてNISAで始めれば、まず間違いはないでしょう。
間違っても、銀行窓口などで言われるがままに手数料の高い信託商品などに手を出してはいけません。
S&P500のインデックスファンドに定期的に投資をし続け、あとは日々の上げ下げを気にせず放置しておけば、気づいた時には大きな財産を築いていることでしょう。
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