富裕層世帯が急増!資産を持つ者と持たざる者との格差が拡大中

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富裕層世帯が増加

 

野村総合研究所より2019年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模の推計が発表されました。

これによれば、富裕層以上の世帯は、合計で132.7万世帯とのことです。

野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計

 

 

富裕層」とは、純金融資産保有額1億円以上5億円未満の世帯と定義されています。純金融資産なので、不動産は除外されます。

富裕層のさらに上に、「超富裕層」として、純金融資産保有額5億円以上の世帯が定義されています。

 

 

直近の同社の調査では、2017年の富裕層以上の世帯は、合計で126.7万世帯でした。

つまり、2年で富裕層以上の世帯は6.0万世帯も増加した計算になります。

 

 

要因は株価上昇

 

同社の分析によれば、富裕層増加の要因は、株式などの資産価値の上昇だとされています。

過去10年近くにわたって富裕層・超富裕層の世帯数及び純金融資産保有額が増加している要因は、株式などの資産価格の上昇により、富裕層・超富裕層の保有資産額が増大したことに加え、金融資産を運用(投資)している準富裕層の一部が富裕層に、そして富裕層の一部が超富裕層に移行したためと考えられます。

 

富裕層に近づくための手段として、株式等の資産への投資が必須であることが裏付けられたといえます。

 

宝くじに当たったり、事業で大きく成功したりするような一部の例外を除き、一般庶民が富裕層になろうと考えた場合、継続的にお金を生み出す資産に投資することが不可欠です。

 

事業や労働による収入➡︎資産への投資➡︎配当➡︎再投資

 

これを愚直に繰り返すことで、複利による投資の効果を最大限享受することができるのです。

 

 

持つリスクより持たざるリスクを意識すべき

 

株式などへの投資には、当然リスクが伴います。

コロナウイルスの蔓延によって、経済活動がストップした際に、株式相場が大暴落したように、投資は常にリスクと隣り合わせです。

 

しかし、いつリストラに合うかわからないような現代社会において、株式などの資産への投資を怠ることの方が逆にリスクであると考えます。

持つリスクよりも持たざるリスクの方がよっぽど怖いと思います。

 

実際に、私は過去に散財をしまっくたおかげで、20代と30代の大半を車、服、時計など高価なものに対する消費だけに費やしました。

つまり、資産形成を怠り、負債にばかり手を出してしまったのです。

 

その結果は哀れなものです。

私のとある友人は、リーマンショック直後に不動産投資を行い、今は家賃収入で毎月30万円近くの現金を手にしています。

一方私はというと、月々の収入はサラリーマン弁護士として働く労働の対価がほとんどです。

 

資産への投資を怠った者と、愚直に投資を行った者との差は、歳を追うごとにどんどん開いていきます。

これは私自身が身をもって経験をしたからこそ、強く言えることです。

 

(参考記事)投資はギャンブル?資産を持たざる者は生き残れない

 

 

金融リテラシーを高めよう

 

日本人は、まだまだ「投資=ギャンブル」という発想の人が多いのではないかと思います。

投資をやっていると言うと、「難しそう」とか「怖い」とか「勉強しないとできない」などという反応が返ってくることが多いですし、家族から反対されている人も多いのではないでしょうか。

日本人は金融の知識が他の先進国の人々に比して乏しく、いわゆる金融リテラシーが相対的に低い国民だと思います。

 

ギャンブルは、胴元が必ず勝つ仕組みの中で戦うゲームですが、投資は違います。

きちんと投資を行った者は、すべからく利益を享受できることが、過去の株式市場の実績から立証されています。

短期で見れば下げ局面もあるものの、長期で見れば、株式市場は常に右肩上がりです(ただし、日本の証券市場が未だにバブルの最高値を回復できていないように、投資先の市場の選択は重要です)。

S&P500指数の推移 (出典)ブルームバーグ

 

これは、金融に関する教育環境の不足もあると思いますが、株式市場の規制などの制度の問題も大きいと思います。

東京証券取引所では、単元株制度という謎の制度のせいで、個別株を購入しようとすると、かなりの金額が必要になります。

例えば、任天堂の株に投資しようとする場合、最低650万円ないと投資できません。これでは、一般の庶民には到底投資などできません。日本の株式市場が長期低迷している要因に、このような制度上の問題で、株式投資家の裾野を広げられなかったこともあるのではないかと思います。

 

他方、アメリカ企業の個別株に投資しようとする場合、一株から投資が可能です。

例えば、アップル社の株は120ドル程度から購入できます。

一般庶民の株式投資へのハードルが段違いなのがお分かりいただけると思います。

 

 

まずは少額から始めることが大事

 

幸い、ネット証券などが普及してきたおかげで、手数料の安いインデックス投信に少額から投資できるようになりました。

また、日本にいながら、アメリカの個別株へ投資することも可能です。

お金のない若者も気軽に投資できる環境が整いつつあると言えます。

 

例えば、S&P500に連動するインデックスファンドなどは、投資初心者には特にオススメできる商品です。

(参考記事)S&P500から投資を始めるべき5つの理由

 

少額から始めるのであれば、リスクも低く抑えることができます。

 

投資に勉強などいりません。

やりながら身につけていけばいいのです。

 

 

 

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