【投資初心者におすすめ】世界最大の資産運用会社バンガード

バンガードはアメリカ株投資”いろはのい”
皆さんアメリカの資産運用会社であるバンガード社をご存知でしょうか。
バンガード社は同じくアメリカの資産運用会社であるブラックロック社とともに、資産運用会社の二大巨頭です。
運用額は約5兆1000億ドルとされ、あのアップル、アルファベット(グーグル)、フェイスブック(通称:GAFA)の筆頭株主としても知られています。
今年の1月にバンガードの創業者ジョン・クリフトン・ボーグルが亡くなった際も、大きくニュースで取り上げられました。
(出典)バンガード社ホームページより
「インデックス・ファンドの父」と呼ばれる同氏は、それまでの業界の伝統を打ち破り、ブローカーを通じたファンドの販売を中止し、その代わりに直接投資家に販売することで、販売手数料を排除し、純粋な販売手数料なしのファンドを運用したそうです。
また、「バンガード・エクスペリメント(The Vanguard Experiment)」と呼ばれるミューチュアル・ファンドを低コストで独自に運営する新たな事業も開始。
ボーグル氏亡き今も、その流れを汲みほとんどのファンドにおいて取得手数料を取らず、信託報酬も信じられないくらいの安さです。
バンガード社のETFは日本でも購入できます。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などで取り扱いがあり、米国株投資をバンガードを通じて行っている投資家もたくさんいます。
インベスター弁護士の中期的目標は米国ETF
本格的な投資を始めて日の浅いインベスター弁護士としては、短期的にはリスクの低い米ドル預金をメインとし、米ドル預金である程度金額を上積みできた段階で、中期的には米株ETFを積み上げていくつもりです。
バンガード社はアメリカにおいて一番の知名度を誇るといっても過言ではありません。
そして、バンガード社が提供する代表的なETFが Vanguard Total Stock Market ETF (VTI) です。
運用報酬がわずか年0.04%と驚異の安さです。日本で販売されるETFのように販売手数料もありません。
資産構成は以下のように、バランスよく配置されていますが、特にFinancialsとTechnologyの比率が高いですね。
次に10大投資先です。
誰もが知るアメリカの会社がずらりですね。
やはり、先に見た構成のとおり、IT系と金融の会社が多い印象です。
昨年末の下げ相場では、特にGAFAの下げが目立ちました。
そのような局面では、やはり当該ETFの基準価格も下がらざるを得ません。
しかしながら、そのようなリスクを考慮しても、長期的な視点で見れば、やはり魅力的なETFと言えるのではないかと思います。
構成銘柄、手数料の低さを考慮すれば、投資初心者には特におすすめのETFであると思います。
ひとまずVTIで米株投資を開始予定
VTIを通じて、アメリカの名だたる企業に分散投資をできるのは素晴らしいと思います。
信託報酬等の安さも本当にありがたいですね。
タイミングを見て、定期的にVTIにお金を投じていきたいと思います。
アメリカ人が、日本人に比べて投資に積極的というのも、バンガードをはじめ多くの投資会社が提供する良質なETFが一因ではないかと思います。
アメリカ人は本当に皆気軽に株式投資をしている印象です。
日本の証券会社、運用会社、銀行も、そろそろ手数料で稼ぐという発想を捨てないと世界からどんどん置いて行かれるのではないでしょうか。
ただでさえ、AIが発達し、人間によりも投資実績が上がってくれば、信託報酬などで稼ぐモデルは破綻すると思います。
日本人のタンスに眠る預金を証券市場に流れるように、もっと日本の投資会社も頑張ってほしいと思います。
-
前の記事
投資はギャンブル?資産を持たざる者は生き残れない 2019.04.25
-
次の記事
【ニューヨーク旅行】節約しながらニューヨークを堪能する7つの裏技 2019.04.30